今回は、2021年前半の光熱費について書いていきます。
2020年にヘーベルハウスで家を建てました。初めての冬から春、そして初夏となります。
- オール電化・太陽光発電設備有の住まい(ヘーベルハウス)の光熱費まとめ
2021年前半が、初めての冬〜初夏となります。
太陽光発電設備で得た売電収入と買電支出の収支が気になります。
2021/01~2021/6 光熱費まとめ
使用条件
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
家族構成 | 2人(夫婦のみ) | |
住宅種別 | オール電化 | |
住宅 | ヘーベルハウス | 断熱材:ネオマフォーム |
太陽光発電設備 | あり | 太陽光パネル: 4.86kW, 蓄電池容量: 5.6kWh |
電気使用状況 | 主に夜と週末 | 5~6月テレワークのため、平日日中の使用あり。 |
電力会社 | ヘーベル電気 | プラン:ヘーベル電気AE(中部電力) |
光熱費
買電(支出・使用電力量kWh)および売電(収入・売電電力量kWh)を表にしました。
寒い時期は、収支が大きくマイナスとなってますが、春になるとプラスとなりました。
また、冬は暖房器具として対流式石油ストーブを使用していました。灯油代がさらに加算されるため、収支はさらにマイナスとなります。この記事では電気代のみで検証していますので、ご了承ください。
収支
買電支出:46,119円
売電収入:43,827円
収支:-2,292 (43,827 – 46,119)
全体では、赤字となりました。しかし、月平均でのマイナス額は、わずか-382円です。
光熱費収支は赤字ではありましたが、ほぼ収支±0でした。
環境要因
名古屋近郊に住んでいたため、名古屋市の気象データを気象庁HPより引用して分析していきます。
データダウンロード元サイト:気象庁 過去の気象データ検索
名古屋市平均気温
光熱費と相関があると考えられる気温データをグラフにしました。
日照
次に太陽光発電量と相関があると考えれる日照データより、月平均の全天射量をグラフにしました。
※ 全天射量とは?
全天日射観測天空の全方向からの太陽放射を全天日射といい、水平面で受けた単位面積あたりの全天日射エネルギーを 全天日射量といいます。
気象庁「高層気象台」の日射観測ページより引用
データ比較
日照x太陽光発電
日照と太陽光発電の実績を比較してみます。
当然ではありますが、全天射量が増加すると太陽光発電の発電量も増加する結果となりました。
光熱費収支と気温
光熱費の変化の要因として冷暖房費があります。外気温の変化と光熱費収支の変化を比較してみました。比較のため、”快適温度と外気温との差”で考えてみることにしました。快適温度は、26℃に設定し、下グラフでは個人的快適温度としています。これの温度設定は、僕が快適だと感じる温度が26℃程度であり、エアコンの設定温度がこの温度のためです。
外気温と快適温度の差が大きくなるほど、やはり光熱費収支が悪くなっています。日照状況に影響されますが、快適温度+5℃程度なる春〜初夏では光熱費収支がプラスになっています。
まとめ
太陽光発電による売電により、2021年1月から2021年6月の電気代における光熱費収支は、-2,292円でありました。月平均に換算すると-382円であります。ほぼ±0といった状況です。
初期投資が必要となりますが、月々の電気代を緩和する点では太陽光発電のメリットありと実感します。
電気代を追跡することで、太陽光発電の状況の指標になるのではないかと考えています。ソーラーパネルの寿命は20年程度と言われているようです。経年変化での発電量もなども気になるとこです。
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