ヘーベルハウスに5年住んで分かったこと|良くも悪くも、こんなものだった

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ヘーベルハウスに住んで5年が経ちました。
正直に言うと、大きな不満はありません。

良いとか悪いとかを考えるというよりも、
最近は、家について考えること自体がほとんどなくなってきました。
住み心地を評価したり、他の家と比べたりすることも、家づくりのころや住み始めたころに比べて、気にしなくなっています。

良くも悪くも、「こんなものだろう」という感覚に落ち着いています。

家の使い方も、この5年間で大きく変わっていません。
暮らし方を工夫したり、試行錯誤を重ねたりすることもなく、
その時々の季節に合わせて、いつも通り過ごしているだけです。

それでも、電気使用量をあとから見返してみると、季節ごとの推移は毎年よく似た形をしています。
体感として「特に困っていない」という感覚と、数字が大きくズレていないことだけは確認できました。

なお、我が家はヘーベルハウスの myDessin(マイデッサン) で建てています。
フルオーダーではなく、標準をベースに選択していくセミオーダー仕様です。

この5年間で、劇的に何かが良くなったわけでも、逆に強い不満が積み重なったわけでもありません。
家は少しずつ、生活の前に出てくる存在ではなくなり、背景のようなものになってきたと感じています。

この記事は、
「良かった」「失敗した」と結論を出すためのものではありません。
5年住んだ結果、
家に対する感情や評価がどう変わったのか、
その経過を記録したものです。

この記事は、こんな方へ
  • ・家づくりや住まいについて、「時間が経つとどう感じるのか」を知りたい方
  • ・選択を振り返りながら、今の暮らしを静かに見つめたい方
  • ・日々の暮らしの変化に関心がある方
  • ・評価よりも、経過や感覚の共有を読みたい方

※ ヘーベルハウス(myDessin)で建てた実体験をもとに書いています。

目次

1|5年住んで感じた「良かった点」

5年住んで感じている「良かった点」を一言で表すなら、
特別に何かが優れているというよりも、
日々の生活の中で、意識しなくて済んでいることが多い点
だと思います。

住み心地についても、評価が大きく変わることはありませんでした。
良くなったと感じる場面が増えたわけでも、
逆に不満が目立つようになったわけでもなく、
感覚としては、住み始めた頃から大きく動いていない印象です。

暖房や冷房についても、細かく調整し続ける必要を感じていません。
設定を詰めたり、使い方を見直したりすることもなく、
季節になれば、いつも通り使っているだけです。
快適かどうかを意識する前に、生活が回っている。
そんな状態が続いています。

中でも、はっきりと良いと感じているのは、家の中が静かなことです。
外の音が気になる場面はほとんどなく、
日常生活の中で、騒音を意識することがありません。
住み始めた当初だけでなく、5年経った今も、この感覚は変わっていません。

ちなみに、2020年から2025年12月までの電気使用量を、
あとからまとめて見返してみました。

2020年〜2025年12月の電気使用量推移(自宅データ)

暖房や冷房の使い方を大きく変えていないこともあり、
季節ごとの使用量の推移は、毎年よく似た形をしています。
数字を見て評価するというより、
体感として「特に困っていない」という感覚と、
大きくズレていないことを確認した、という程度です。

結果として、家は少しずつ、
「快適かどうかを評価する対象」ではなく、
生活の前に出てこない、背景のような存在になってきました。
この状態が続いていること自体が、
5年住んで感じている一番の良さかもしれません。

2|正直に書く「想定外だった点・気になった点」

ここまで「良かった点」を書いてきましたが、5年間まったく気になる点がなかったわけではありません。
ただし、強い不満というよりは、「想定していなかったこと」「あとから気づいたこと」に近いものです。

・設備は、常に完璧に動くわけではない

食洗機は、たまに動作が止まることがあります。
電源を一度オフにして入れ直すと復活するため、今のところ生活に大きな支障は出ていません。

この症状が出始めたのは、この冬(2025〜2026年)でした。
規定時間内に水温が設定値まで上がらなかったことが原因ではないかと、今は考えています。
部品の劣化なども含め、可能性の一つとして受け止めている段階です。

「何も考えずに使える」と思っていると、少し意外に感じる場面ではありました。

・掃除や管理への意識は、少しずつ下がっている

レンジフードや吸気口、24時間換気といった設備についても、住み始めた頃と比べると、掃除の頻度は下がっています。
点検のタイミングでまとめて対応することが増え、日常的に気にかける対象ではなくなってきました。

吸気口の周辺を見ても、目立った汚れが出ているわけではなく、
「もう気にしなくていいかな」と感じるようになっています。
丁寧に管理し続けている、という状態ではありませんが、それで困ることも特にありません。

・設計段階での判断は、あとから効いてくる

これは設備の不調とは別の話ですが、LAN端子を標準以外に追加しなかったことは、少し後悔しています。
当時は無線で十分だと考えており、そもそも有線LANを積極的に使う発想がありませんでした。

今振り返ると、数カ所だけでも有線を引いておけば、通信の安定性という選択肢を残せたと感じます。
致命的な問題ではありませんが、
あとから追加しづらい部分だった点は、判断として甘かったと思います。

こうした点を含めても、
日常生活そのものが不安定になることはありませんでした。
多少の不調や判断ミスがあっても、暮らし全体が回らなくなるわけではない。
致命的なものはなく、この程度の「想定外」で収まっていることが、5年住んで実感している現実です。

3|5年経っても後悔していない理由

ここまで書いてきたように、
5年間まったく問題がなかったわけではありません。
細かい不調や、「こうしておけばよかった」と思う点もあります。

それでも、今の住まいを選んだことを後悔している、という感覚はありません。
良い選択をしたと思っています。
正直に言えば、「そう思いたい」という気持ちも含めて、です。

理由は、日常生活そのものが不安定になったと感じる場面がなかったからです。
多少の不調があっても、暮らし全体が回らなくなる感覚はなく、
「致命的だ」と判断するほどの出来事にはなりませんでした。

もう一つ大きいのは、
建築時の契約通り、点検がきちんと継続していることです。
定期的に案内があり、ハウスメーカーの担当者が実際に来て点検をする。
この「人が来る」という仕組みは、住んでから時間が経つほど、安心感として効いてきていると感じます。

今振り返ると、
家そのものの性能以上に、会社としての姿勢や仕組みを信頼している部分が大きいのかもしれません。
何かあったときに連絡先が分かっていて、対応の流れが想像できる。
簡単に引っ越せるわけではない現実の中で、この安心感は判断材料として大きいと感じています。

もちろん、倒産リスクがゼロだとは考えていません。
一社に過度な期待を寄せるつもりもありません。
それでも現時点では、契約した内容が守られ、仕組みとして機能し続けている。
その事実を踏まえると、この選択を後悔している、とは言えないと思っています。

結果として、
「すごく良い家だった」と言い切ることはありませんが、
「選び直したい」とも感じていません。
この距離感こそが、5年経った今の正直な答えです。

4|まとめ:これから建てる人に伝えたいこと

我が家は、ヘーベルハウスの myDessin(マイデッサン)というセミオーダー仕様で建てました。
ハウスメーカー側である程度厳選された設備や間取りをベースに、そこから選択していくスタイルです。

ここまで書いてきた内容を踏まえると、
この家は、すべての人にとって「理想的」な住まいだとは思っていません。

例えば、
設備や環境を常に最適化したい人、
細かな違和感を見つけては調整し続けたい人にとっては、
物足りなさを感じる場面もあるかもしれません。
完璧さを求め続ける暮らしには、必ずしも向いていないと思います。

一方で、
暮らし方を大きく変えず、日々の生活を安定して続けたい人には、合っている部分が多いと感じています。
毎日何かにイライラしたり、家のことで気になる点が積み重なったりすることがない。
その状態が続いていること自体が、一つの「良さ」だと思っています。

強いこだわりがあったわけではありませんでしたが、
結果的に見ると、
「使いにくい」と感じる場面はほとんどありませんでした。
特別な工夫をしなくても、普通に使っていて困らない。
そのバランスは、長く住むほど効いてくると感じています。

家に過度な期待を寄せすぎず、かといって、無関心になるわけでもない。
盲信せず、疑いすぎもしない。
そのくらいの距離感で付き合える住まいは、時間が経つほど、生活の負担になりにくいのだと思います。

この記事は、
「この家が正解だ」と言いたくて書いたものではありません。
5年住んだ結果、
「こういう状態になれていれば、十分だ」と思えた、
一つの例を記録したものです。

これから家を建てる方が、
自分にとって何を大切にしたいのかを考える際の、
一つの判断材料になれば幸いです。


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「この判断で本当に大丈夫なのか」「第三者の視点も一度聞いてみたい」
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