新築の間取りを考えるとき、「コンセントの位置・数・有線LAN」は意外と自由に決められる部分です。
ただ、その判断が住み始めてからの生活に大きく影響するため、意識しておくべきポイントでもあります。
正直なところ、私はそこまで真剣に考えたわけではなく、「数は多い方が良いだろう」という程度の認識でした。
増設コストもそれほど大きくなく(当時の記憶では1か所あたり5,000円前後? 価格は曖昧ですが…)、深く悩むポイントではないと感じていたのです。
それでも、結果的には「やって良かったこと」と「後悔したこと」の両方がありました。
良かったのは、各壁面に1つ以上コンセントを配置し、数も多めに確保したこと。
延長コードや電源タップをほとんど使わずに済み、日常的にとても快適です。
一方で後悔しているのは、有線LAN端子付きコンセントの数を標準仕様のままにしてしまったこと。
机やパソコンを置く壁面にはLAN端子を設けるべきだったと、今になって強く感じています。後からの追加は難しく、まさに「どうにもならない」ポイントです。

この記事では、私の体験をもとに 「新築コンセントでやって良かったこと」「後悔したこと」 をまとめます。
これから家づくりを検討される方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
この記事でわかること
- 新築コンセントで「やって良かったこと」と「後悔したこと」
- コンセントの位置・数をどう考えると後悔しないか
- 有線LAN端子付きコンセントを設置するべき場所と、その重要性
1|新築でコンセント計画が重要な理由
新築のコンセントは、ほとんどの場合「自由に数や位置を決められる」設備です。
一見すると細かい部分のように思えますが、実際に暮らし始めてからの快適さや使い勝手に直結します。
特に重要なのは次の2点です。
1-1|生活動線と家電の配置に影響する
家電を使うときの利便性は、コンセントの位置と数に左右されます。
- 「ここで使いたいのにコンセントがない」という状況になると、不便さが一気に増す
- 家電を置きたい場所の近くにコンセントがあるかどうかで、日々のストレスが大きく変わる
- コンセントが少なかったり遠かったりすると延長コードや電源タップが必須になる。たとえば、掃除機のように移動しながら使う家電や、扇風機のように決まった場所で使いたい家電を使用するときは特に注意が必要
1-2|後からの追加が難しい
新築時ならコンセントの増設は比較的低コストで済みますが、完成後はさまざまな制約が生まれます。
- 打ち合わせ当時の記憶では、1か所あたり5,000円程度で増設できた(※価格はあくまで当時の目安)
- 住み始めてからの増設は、壁に穴を開けたりクロスを剥がす必要があり、心理的にも抵抗感がある
- 作業員の派遣や配線工事も必要になるため、新築時に比べて何倍ものコストが想定される
- 有線LAN端子付きのコンセントなど、電源以外の端子も存在する。数や位置だけでなく「どの種類をどこに設置するか」まで考えておく必要がある



コンセントの数は多めにつけて正解でした。延長コードはほとんど使っていません。
でも仕様面では、有線LAN端子だけはもっと真剣に考えるべきでした。
ここ後悔ポイントです。
2|コンセントの種類
普段の生活では「コンセントの種類」を意識することはあまりありません。
けれども新築時だけは、どんなタイプをどこに設置するかを細かく選べる貴重な機会です。
次のようなコンセントの種類があります。
2-1|電源コンセント(電気のみ)
- 各部屋の壁面に標準で設置されているタイプ
- 基本は2口タイプ
- 水回りは、アース端子付きもあり。
2-2|情報コンセント(電源+有線LAN端子・テレビアンテナ)
- 電源コンセントに加えて、有線LAN端子やテレビアンテナ端子をまとめたタイプ



コンセントには、意外と色々な種類があります。
最近ではホテルなどでUSBタイプA付きのコンセントも見かけますね。
3|やって良かったこと・後悔したこと
実際に暮らし始めてみると、「これは正解だった!」と思える部分と、「ここはもっと考えておけばよかった…」と感じる部分がはっきり見えてきました。
それぞれ、具体的に紹介していきます。
3-1|やって良かったこと:コンセントの数量・位置を工夫
数を多めに確保したこと
- 家具をどこに置いても電源が取りやすい
- 延長コードや電源タップをほとんど使わずに済む
- 扇風機や掃除機などの移動型家電も快適に使える
「数は多すぎても困らない」という実感があります。余裕があることで、電源位置をあまり気にする必要なく生活できています。
設置高さを工夫したこと
- 新築時は設置高さも自由に決められるため、少し高い位置にも設置できる
- テレビボードの上に配置 → AV機器やゲーム機の配線がすっきり
- 通常の低い位置に比べてホコリが溜まりにくく、掃除の手間も軽減
- 高さを自由に設定 → デスク上やキッチンカウンター上で便利に使える
設置高さを工夫することで、日常の掃除や使い勝手の良さにもつながりました。テレビボードなど住み始めてから位置変更しないと想定される家具まわりのコンセントについては、数、位置だけでなく高さも意識すると住み始めてからの快適さがアップすると思います。
3-2|後悔したこと:有線LAN端子を考えていなかった
有線LANを考えていなかったこと
- 机やPCを置く場所にLAN端子を設けなかった
- 後からの追加工事は難しく、費用や手間が大きい
正直なところ、打ち合わせの段階では有線LAN端子の必要性をまったく考えていませんでした。
実際に住み始めてパソコンを置いたときに「ここにLAN端子があれば…」と気づき、失敗したなと感じています。
インターネット環境を、LAN端子の安定性は、間違いなくメリットのはずです。現在は、無線LAN(Wi-FI)でも大きな不便を感じていませんが、有線LANがあればもっと快適だったはず。
もし新築時にパソコンを置く可能性のある壁面へLAN端子を設置していれば、作業に欠かせない安定したインターネット環境を確保できたでしょうと後悔しています。



コンセントは「数・位置・高さ・LAN端子」の4つを意識するだけで、暮らしやすさが大きく変わります。
新築時の小さな工夫が、日々の快適さを左右するポイントになります。
4|後悔しないためのコンセント計画のコツ
コンセントは「暮らしてみて初めて気づく不便」が多い設備です。
私自身の経験からも、打ち合わせ当時にもう少し考えておけば…と感じる点がありました。
ここでは、そうした後悔を防ぐための考え方をまとめます。
4-1|生活動線を意識する
- 掃除機、扇風機、加湿器など「移動して使う家電」を想像して配置する
- 使いたい場所にすぐコンセントがあると、日々のストレスが大幅に減る
たとえばコード付き掃除機の場合、延長コードを使わずに家中を移動できるように計画しておくと便利です。
4-2|家具配置をシミュレーションする
- ベッドやソファの横にはスマホ充電用のコンセントを確保
- テレビボードやデスクなど「動かさない家具」の周囲は特に重要
- 高さを工夫すると配線がすっきりして掃除もしやすい
テレビボード上に設置したコンセントは、配線の見た目も掃除のしやすさも改善してくれました。
実はこのアイデアは住宅展示場で見つけたものです。住宅展示場へ行くと家づくりの参考にする人は多いと思いますが、ぱっと目につく設備やインテリアだけでなく「コンセントの位置や高さ」も意識して見てみると役立ちます。地味ですが、暮らし始めてからの快適さに直結するポイントです。
4-3|LAN端子は必要そうな場所すべてに
- 書斎やリビングのPC作業スペースなど、将来のテレワークや学習用を意識
- 有線LAN端子は、「使わないかも」と思っても、設置しておけば安心
実際に考えていなかったことで後悔しました。LAN端子は後から追加しづらいので、迷ったら付けておくのがおすすめです。
4-4|増設コストは新築時の方が圧倒的に安い
- 2019〜2020年の打ち合わせ時は、1か所あたり数千円程度で追加できるという説明を受けました(※当時の目安)
- 入居後の増設は、壁の工事や配線作業が必要になり、費用も何倍に
- 迷ったら「とりあえず付ける」ほうが後悔しにくい
2020年に住み始めてから振り返ると、「数千円でできたことをケチらなければ…」と後悔した経験があります。



コンセント計画は「生活動線・家具配置・LAN端子・コスト意識」の4点が大切です。
少しの工夫で、住み始めてからのストレスを大きく減らすことができます。
5|まとめ
新築の間取りを考えるとき、「コンセントの位置・数・有線LAN」は意外と自由に決められる部分です。
しかし、その判断は住み始めてからの快適さや暮らしやすさに大きく影響します。
私自身は「数は多い方が良いだろう」という程度の認識で進めてしまいましたが、結果として「やって良かったこと」と「後悔したこと」の両方が残りました。
やって良かったのは、各壁面に1つ以上コンセントを配置し、数も多めに確保したこと。延長コードをほとんど使わずに済み、快適な生活ができています。
一方で後悔しているのは、有線LAN端子を真剣に検討しなかったこと。机やパソコンを置く場所にLAN端子を設けていれば、安定したインターネット環境を確保できたはずでした。
つまり、コンセント計画で意識すべきは「数・位置・高さ・LAN端子」の4つ。
この4点をあらかじめ考えておくだけで、暮らし始めてからのストレスを大幅に減らせます。
これから家づくりを検討される方は、住宅展示場でぱっと目につく設備やインテリアだけでなく、コンセントの配置にもぜひ注目してみてください。
地味な部分ですが、毎日の快適さを左右する大切なポイントです。









