ヘーベルハウスに住みはじめて6年。
ここ数年は、「電気代が上がってきたな」と感じます。しかし、明確に記録をつけていたわけではありません。
そんな折、ヘーベル電気のマイページでCSV形式のデータが出力できることに気づきました。
そこには、使用量や請求金額などが月単位で残されており、これをグラフ化すれば「我が家の光熱費の変化」が見えてくるかもしれない、と思い立ちました。
この記事では、2020年から2025年までの電気代と使用量を月別に整理し、グラフで可視化しています。
特に節電を意識してきたわけではありませんが、住宅の断熱性能や暮らし方に大きな変化がない中で、電気代がどのように推移してきたのかを振り返ってみます。
🔍 この記事はこんな方におすすめ
- 自分の家庭の電気代と比べてみたいと思っている方
- ヘーベルハウスに住んでいて、他の家の電気代が気になっている方
- 高気密・高断熱住宅における実際の光熱費の例を探している方
1|暮らしのプロフィール
ここでは、「暮らしのプロフィール」をご紹介します。
住んでいる家のスペック、家族構成と在宅時間、冷暖房の使い方、そして家電の使い方について、ざっくり整理してみました。
この記事のグラフを「うちと比べてどうか?」と見ていただく際の参考になればうれしいです。
住んでいる家のスペック
以下は、うちの家のスペックです。電気代に影響しそうな要素を中心にまとめています。
- 住宅メーカ
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ヘーベルハウス(旭化成ホームズ)です。
myDessin仕様で建てました。断熱材や窓については、myDessinの標準仕様です。仕様は、竣工時期によるかと思いますので、同じmyDessinでももしかしたら仕様が異なっている場合があるかもしれません。 - 構造・規模
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- 構造:鉄骨造
- 階数:2階建て
- 延べ床面積:約113m2(約34坪)
- 外壁仕様
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ALCパネルの外壁です。詳しくは、下記リンクを参照ください。
あわせて読みたいHEBEL 旭化成のALCパネル | HEBELの特長 ALCは1920年代にスウェーデンで開発されて以来、ドイツやオランダなど、ヨーロッパを中心に世界的に発展してきた歴史ある建材です。ALCは耐火性、耐震性に優れ、超高層ビル… - 断熱材
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ネオマフォームとなります。詳しくは、下記リンクを参照ください。
あわせて読みたいネオマフォームとは | ネオマフォーム・ネオマゼウス【旭化成の断熱材】 旭化成建材株式会社の断熱材「ネオマフォーム」。外張り断熱工法に適した断熱材、「ネオマフォーム」。開発ヒストリーや性能、取り扱い注意事項等についてご紹介いたします…こちらは建築中の写真です。壁の裏側に隙間無くネオマフォームが設置されています。

- 窓・サッシ
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- 窓ガラス
- 南面:低放射複層ガラス
- 東・西・北面:遮熱低放射複層ガラス
- 1階 電動シャッター付き
- アルミ樹脂複合断熱サッシ
- 窓ガラス
- 立地
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- 東海地方
- 北玄関
冷暖房と家電の使い方
オール電化住宅ですが、特に電力を多く使うような「特殊な設備」はありません。
ただし、食器洗い乾燥機と洗濯乾燥機はほぼ毎日使っているため、これらの影響はそれなりにあると考えています。
冷房は夏場にエアコンを使用するごく一般的なスタイルで、必要な時間・部屋だけ運転しています。
一方、冬場は主に対流式の石油ストーブを使っており、電気暖房はほとんど使いません。
そのほか、床暖房や電気式の暖房器具などは導入しておらず、家電の使い方としては「平均的な暮らし+乾燥系家電あり」といったところです。
2|2020〜2025年の電気代と使用量をグラフで可視化
ここからは、ヘーベル電気のマイページからCSV出力したデータをもとに、
2020年7月〜2025年7月までの電気代(税込)と使用量(kWh)を月別にグラフ化したものを紹介します。
上のグラフが「月別の電気代(税込金額)」、下のグラフが「電気使用量(kWh)」の年別推移を表しています。

見ての通り、使用量が年々減っているにも関わらず、電気代はむしろ上昇傾向にあります。
特に2022年以降の価格上昇は顕著で、グラフでも冬場や夏場の上がり幅が大きくなっているのがわかります。実感としても電気代の請求額が急に高くなったなとは感じていました。
なお、2020年の電気代が高くなっているのは、この年だけ電気式オイルヒーターを使用していたためです。
持っていたヒーターのサイズが小さく、部屋全体が温まらなかったため、翌年からは対流式の石油ストーブに切り替えました。この変更以降、電気使用量も冬場に大きく減少しており、それが2021年以降のグラフに反映されています。
3|季節ごとの電気代の傾向と特徴を読み解く
電気代のグラフを見ていると、季節によって明らかに使用量と請求額の波があることがわかります。
まず夏場(7月〜9月)は、毎年ある程度の電気使用量の増加が見られます。
これは冷房にエアコンを使用しているためで、年によって暑さや在宅時間の違いによるばらつきはあるものの、傾向としては安定しています。
一方、冬場(12月〜2月)の電気代には年ごとの差が大きく表れています。
2020年だけ電気式オイルヒーターを使用していたため、その冬は使用量も請求額も突出して高くなっています。
翌年以降は対流式の石油ストーブに切り替えたことで、電気使用量は抑えられましたが、2022年以降は「使っていないのに高くなる」ような感覚が強くなってきました。
また、春(4〜6月)と秋(10〜11月)は冷暖房の使用が少ないため、電気代・使用量ともに最も落ち着く時期です。
2021年〜2023年あたりは特にわかりやすく、この期間は他の季節より電気代が低く安定している傾向があります。
こうして見ると、「使い方はあまり変えていないのに電気代が上がっている」ことが、季節ごとの波にも現れているように感じました。
4|電気代が上がった理由は?
グラフを見ると、電気の使用量は年々少なくなってきているのに、電気代だけは右肩上がり。
「え、なんで?」と思ってしまうような結果になっています。
生活スタイルはほとんど変えていないし、契約プランもずっと同じ。
特に節電もしていなければ、使いすぎている意識もない。
にもかかわらず、請求額だけがじわじわと増えていく……。
✅ 多分こういうこと?
- 電気の単価が上がっているんだと思う
明細を細かく見たわけではありませんが、同じくらい使っている月でも請求額がずいぶん高くなってきた印象があります。
特に2022年以降は「こんなに使ったっけ?」と驚くような月が何度かありました。 - 制度的な何かがあるのかも?
再エネ賦課金とか、調整額とか……このあたりは詳しくないのでよくわかりませんが、
そういうものもじわじわ影響しているのかもしれません。
明細をちゃんと見ればわかるのかもですが、今回はそこまではしていません。
今回は、ヘーベル電気のマイページからダウンロードできたCSVの使用量・金額データをもとにグラフ化しただけのシンプルな記録です。
でも、こうしてグラフにしてみると、「体感」では見落としていた変化が浮き彫りになる感覚がありました。
まとめ|リアルな暮らしのデータから見えること
あらためて6年間の電気代と使用量を振り返ってみると、暮らし方はほとんど変えていないのに、電気代は確実に上がってきていることがわかりました。
使用量はむしろ減っているのに請求額が増えている背景には、
電気料金の単価上昇や制度的なコスト増があるのだろうと、なんとなく感じています。
✅ この先、電気代は下がるのか?
原発の再稼働や燃料費の調整などで、電力市場の変動は今後あるかもしれません。
ただ、中部電力の電源構成を見る限り、再エネや火力依存の割合が高い現状では、劇的に電気代が下がることはあまり期待できないのでは?とも思っています(専門家ではないのであくまで感覚です)。
✅ 使い方はこのまま、できることは…
正直なところ、生活スタイルを大きく変えるのは難しいと感じています。
朝や夜にエアコンをつける、食洗機や洗濯乾燥機を使う――こうしたことは、もう「当たり前の暮らしの一部」になっています。
だからこそ、今後に少しだけ期待しているのは:
- ✅ 家電のさらなる省エネ化
- ✅ 蓄電池などの設備が、家庭にも設置しやすくなること
- ✅ 電力プランの見直し・選択肢の増加
このような「使い方を変えずに少しでも効率を良くできる工夫」が、今後ポイントになるのかなと思っています。
今回の記事が、どなたかの比較・参考材料になればうれしいです。
自分でも引き続き、無理のない範囲で光熱費の変化を見守っていこうと思います。


