英会話の添削が教えてくれた、わかりやすい英語を書く3つのコツ

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先日、Best Teacherで受けた英会話レッスンの添削が返ってきた。

今回は、米AI企業AnthropicのIPO準備に関するFinancial Timesの報道を題材としたレッスンだ。
記事の要約と意見交換を英語で行ったのだが、添削を見ると、三単現のsが抜けているとか、時制がおかしいといった「文法的な間違い」の指摘は少なかった。

代わりに目についたのは、次のような内容だった。

  • 「as followsの後にはコロン(:)を使う」
  • 「カンマで文をつなぐと、monotonous(単調)にならない」
  • 「冗長な繰り返しを削除する」

つまり、今の自分が直面しているのは「Error(間違い)」ではなく「Unpolished(粗削り)」という壁らしい。
通じるけど、洗練されていない。

考えてみれば、これは日本語でも同じかもしれない。
理解していないとわかりやすい文章は書けない。
さらに、外国語となるとどうしても回りくどい表現になってしまいがちな気がする。
今回の添削は、そういう「伝わるけど引っかかる」部分を指摘されたということだろう。

この記事はこんな方にオススメです。
  • わかりやすい英語を書くために意識すべきポイントを知りたい人
  • 英会話レッスンの添削から気づいた、具体的なコツを知りたい人

目次

1|英作文で意識すると良いと思った3つのポイント

次の3つの場合の添削がなるほどと思った。
整理して書いていく。

1: コロン(:)で「予告」する

Before:2つの別々の文

I will explain this news as follows.
According to the article, the company is planning to go public next year with a market value of over $300 billion.

After:文をコロンで繋ぐ

I will explain this news as follows: According to the article, the company is planning to go public next year with a market value of over $300 billion.

💡ポイント

“as follows”の後には、コロンを使うことで、これから説明やリストが続くことを読み手に伝えられる。
ピリオドで文を切らず、コロンでつなぐ。
これだけのことだが、「この文章の続きがこれから来ますよ」という予告になって、読み手にとってわかりやすい文書になる。

2: 接続詞・カンマで「文脈」を作る

Before:2つの別々の文

I like Python. I have created scripts for my tasks.
My team started using new tools last year. Our work became more efficient.

After:文を接続詞でつなぐ

I like Python and have created scripts for my tasks. My team started using new tools last year, and our work became more efficient.

💡ポイント

文をピリオドで切らずに、接続詞(and)やカンマでつなぐことが推奨される。
文が短く切れすぎると単調になってしまう。
逆に、適切につなぐことで情報の流れが生まれ、論理関係が明示されて分かりやすい文書になる。

3: 冗長さを削り、精度を上げる

Before:回りくどい表現

I think so.
The creating value with AI is getting bigger.
I use AI tools now. My work is different with AI or without AI.

After:簡潔で正確な表現

I think so. The value created with AI is growing rapidly. I use AI tools now, and my work is significantly different when using AI compared to when I don’t.

💡ポイント

「The creating value」は「The value created」に。
「with AI or without AI」は「when using AI compared to when I don’t」に。
冗長な表現を削ぎ落とし、言いたいことをより正確に伝える形に整える。


2|「書く→添削→説明→理解」のサイクル

筆者は で英語を勉強しています。

添削では、「間違っているとは思わなかったのに、直される」というタイプの指摘がけっこうあります。
前置詞を足したほうがいいと言われたり、逆に「ここでは不要だ」と言われたり。
添削結果を見ると、「ああ、英語ではそうなのか」と納得はできます。
でも、その時点では、なぜそうなるのかを自分で使い分けられる状態にはなっていない。
次に自分で書くと、また同じところで迷ってしまう。そんな状態は、今でも続いています。

では、はじめにテーマに沿って英作文をします。その添削結果を確認した後に講師と英語で会話します。

そのため、添削結果を前にして、

  • 「なぜ直されたのか」
  • 「自分はどういうつもりで書いたのか」

を、その場で英語で説明する必要が出てきます。
すると、単に「正しい形」を覚えるだけでは足りず、どう考えると、その表現になるのかを自分なりに整理しないと話が続かなくなります。

今回この記事で整理している内容も、レッスン中に出てきた添削ややり取りを、あとから自分なりにまとめ直してみたものです。

「なぜそうなるのか」を英語で説明しようとする中で、「つなぎの工夫」という判断軸がすこし分かった気がします。

まとめ:次のステップは「つなぎ」の観察

文法ミスを超えた先の壁は、「情報の整理と流れ」だった。

コロン、接続詞、カンマ、冗長削除。こうした「つなぎ」の工夫は、英語をスムーズにする。そしておそらく、これは英語に限った話ではないと思う。

今後のレッスンでは、添削ログを「情報設計」を意識すると良さそうだと感じた。もしあなたも英会話のレッスンを受けているなら、添削ログや読んでいる英文で、「つなぎ」に注目すると新しい発見があるかもしれない。

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